今日では、グローバル化を背景とした、商品やサービスの均質化と人々の好みの多様化が同時に進んでいます。それにより人々は、企業や商品・サービスを選ぶときに価格やスペックのみでなく、「ブランド」や「企業や商品への愛着」という目に見えない価値も判断基準に入れるようになっています。
企業の視点に立つと、こうしたブランド力強化による差別化(ファンの獲得)がますます重要になっています。企業のブランディングは顧客に対してのみではなく、従業員や取引先、金融機関、就職活動中の学生等、様々なステークホルダーに対してその好感度や信頼を高める効果があります。
LGBTQ/SOGI(性的指向と性自認)等ダイバーシティの取り組み、CSR・CSV活動も、企業のブランドを高める活動の1つです。
Webサイトや報告書にCSRの項目を設けてその活動を伝える企業も、大企業を中心に増えてきています。とりわけ2015年に国連で合意された「SDGs」という言葉の誕生と台頭に比例して、そういった企業はさらに増加しています。
しかしLGBTQ/SOGI(性的指向と性自認)等ダイバーシティの取り組み、CSR・CSV活動は、体力のある企業が本業の傍らで大々的に行う取り組みだけではありません。こうした取り組みは継続性があることが重要で、企業風土や本業に根付いた活動も含まれます。
多くの企業が普段の業務を通じて取り組んでいる活動も、「誰もが過ごしやすい会社・社会の実現」に繋がっています。
本業を通じた社会課題の解決や環境負荷低減の取り組みなどもCSR活動で多くの組織でも、そんな素敵な活動がきっとあるはずです。
大切なのは、それらの活動を上手く伝えていくこと。
オンザグラウンドプロジェクトではそれを伝えるお手伝いをします。普段は外から見えない自社のCSR・CSVの取り組みを、様々なステークホルダーが分かりやすいかたちにして伝えていくことで会社のファンが増え、結果として社会もより過ごしやすいものになる…そんな一連のプロセスの中で、私達もお役に立ちたいと思っております。
私達にできること
CSR・CSVの観点でブランドを構築するためには、その取り組み(制度設計も含む)や活動の実施と取組の発信の両輪が重要です。
私達はお客様をその双方でサポートし、より共感を持たれるブランドづくりをお手伝いします。発信にあたっては、お客様の取り組みをSDGs、ISO26000等の規格でわかりやすく整理した上で、読み手の目線で伝えることを心掛けています。
なおCSR・CSVの取り組みに限らず、ES(Employee’s Satisfaction:従業員満足)、CS(Customer’s Satisfaction:顧客満足)等の活動に関する情報発信のサポートも承りますので、お気軽にご相談ください。
社内における活動の仕組づくり(制度設計など)
特にLGBTQ/SOGI(性的指向と性自認)等ダイバーシティの分野において、お客様の社内制度の設計をお手伝いします。例えば同性パートナーがいる場合でも慶弔金・慶弔休暇などを福利厚生の対象にする等、まだあまり社会に根付いていない制度の設計もサポートしていきます。これまでも、数多くの企業や行政の方々の制度設計をお手伝いしてきました。
イベント企画・運営のサポート
オンザグラウンドプロジェクトで開催・運営してきたイベントノウハウを活かし、企業・行政が行うイベントをサポートします。企画立案から詳細の設計、ゲスト等の手配から申し込み対応まで全体的にお手伝いしますのでご相談ください。
Webサイト・会社案内・採用パンフレット等の企画
お客様のCSR等の取組を社外へ発信するための、Webサイトや会社案内、各種報告書等の企画、原稿作成や添削サービスを行っています。それぞれ各分野に明るい専門家が「より伝わる・より共感を生む」文章やデザインの作成をお手伝いします。詳しくは「原稿執筆」もご覧ください。
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