ある老人の孤独死をきっかけに、石材屋(加藤石材)の福祉部門としてスタートしました。一人でもそうした寂しい最期を送る高齢者を減らし、“終の住処で温かく幸せな時間を過ごして欲しい”という想いから、高齢者のための住居型施設を開設。「スミカ」という名前には、そういった信念が込められています。現在は名古屋市、春日井市で住宅型有料老人ホームを3つの施設を運営しています。
ダイバーシティの取り組み
住宅型有料老人ホーム スミカでは、創立以来「人が資本」という考えのもと、多様な人材の獲得・成長を大切にしています。重要なのは「働く意欲を持つ人」に活躍できるステージを提供できるかどうか。
そして、出産・育児を迎える女性、定年を迎えた高齢者、障害者、外国人、LGBTなど多様なバックグラウンドを持った人材こそ個性を発揮し、新しい発想で質の高いサービスを生み出していくと私たちは考えています。
その根底のもと、ダイバーシティ経営を積極的に推進し、多様で多彩な人材が活躍できる環境づくりに力を入れて取り組んでいます。その上で、それぞれの家庭環境や目標に合わせた“働き方”を受け入れ、誰もが能力を発揮できるような場をつくっていくことが私たちの役目です。「自分の都合に合わせて働ける」ということは、スタッフの心身の安定とモチベーションアップにつながり、そしてそれが、企業の生産性を高めていくと考えています。
LGBT等 性的マイノリティの取り組み
住宅型有料老人ホーム スミカ講師を招いて、経営者・管理職向けの研修を行いました。
また、性別違和を感じている方で性別記入欄をどちらに丸を打てばいいのか戸惑いを感じる方のためにエントリーシートから性別記入欄を削除しています。
※性別違和を感じている方向けの取り組みという意味合いもありますが、エントリーいただく際には性別を確認する必要がないと考え、性別記入欄を外しています。
また、ユニフォームはブルーとピンクを用意しており、本人の希望で好きな色を使えるようになっています。ハード面では、老人ホームという事業の特性上、各施設に「誰でもトイレ」があります。更衣室は個室でひとりずつ着替えられるようになっています。
プライドイベントへの参加
名古屋レインボープライドへの協賛・パレードへの参加
また、昨年名古屋で開催されたプライドパレードに初めて参加し、2020年はブロンズスポンサーとして協賛をしています。
名古屋レインボープライド2020は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。
企業として誰もが働きやすい職場づくりを目指しているのはもちろんですが「ひとりひとりに寄り添える社会」づくりを目指しています。
会社情報
業種 | 医療・福祉・介護 |
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運営会社所在地 | 愛知県瀬戸市陶原町3-23 |
設立年月日 | 1969年 |
従業員数 | 69名(2020年6月時点) |
URL | https://sumika.nagoya/ |
取り組み内容
行動宣言
- 企業方針
- 採用ポリシーへの規程
啓発活動
- 人事向け研修の実施
- 役員向け研修の実施
- 管理職向け研修の実施
- 本社以外の拠点での研修の実施
- 一般社員向け研修の実施
- LGBT関連イベントへの参加
人事制度
- 同性パートナー制度
- 性別適合手術の休暇
- 相談窓口の開設